お仏壇は必ず置かないといけない?マンション住まいなど現代のライフスタイルに合わせた故人との向き合い方

お仏壇は必ず置かないといけない?マンション住まいなど現代のライフスタイルに合わせた故人との向き合い方

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#ライフスタイル

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マンション住まいが増えている今日この頃。

仏壇を置けないことにお困りの方も多いのではないでしょうか。

仏壇は必ずしも置かないといけないものではありません。

大切なのは適切な供養をして、故人と向き合うことです。

最近では負担なく供養できる方法もあります。

この記事では、仏壇を置かない現代のライフスタイルに合わせた新たな供養の方法を解説していきます。

この記事の要点

  • 仏壇は必ずしも置かなければならないものではありません。大切なのは、適切な供養をして故人と向き合うことです。
  • 仏壇の本来の意味は「仏さまを祀ること」で、家庭内の小さなお寺にあたります。
  • マンションなどの集合住宅では、仏壇を置かない家庭が約8割にのぼるという調査結果があります。
  • 置き場所や予算が気になる場合は、コンパクトな仏壇や、お位牌・写真・お花だけのシンプルな供養という選択肢があります。

仏壇を置く理由とは?

仏壇を置く本来の理由は「仏さまを祀ること」です。仏壇は家庭内の小さなお寺として、仏さまやご先祖さまに日頃の感謝を伝える場所でもあります。

仏壇といえば「亡くなった家族の位牌や写真を祀るための場所」と思われがちです。

しかし仏壇が持っている本来の意味は「仏さまを祀ること」。

いわば家庭内の小さなお寺という位置づけであり、仏さまやご先祖さまに日頃の感謝を伝える場所でもあります。

人によっては、自分自身と向き合う場所として意味づけされている場合もあるでしょう。

マンションで仏壇を置かない家庭はどのくらい?集合住宅では約8割

マンションなどの集合住宅では、仏壇を置かない家庭が約8割まで増えています。

こうした仏壇の配置事情について、株式会社インブルームスが実施した調査結果によると、近年では複数人世帯の「6割に仏壇がない」ことが明らかになっています。

葬儀方式が仏式の家庭でも「54.3%に仏壇がない」状況です。

マンションなどの集合住宅では、仏壇を置かない家庭が「約8割」まで増えています。

現在は“仏壇離れ”が顕著で、仏壇を置かないことが一般化しつつあるのです。

対象 仏壇がない割合
複数人世帯 約6割
葬儀方式が仏式の家庭 54.3%
マンションなどの集合住宅 約8割

※株式会社インブルームスが実施した調査結果より。

なぜ“仏壇離れ”が進んでいる?5つの理由

“仏壇離れ”の主な理由は、「大きさ」「金額」「置き場所」「デザイン性」「信仰心の有無」の5つです。

“仏壇離れ”の理由はご家庭によってさまざまですが、大きく5つの点が考えられます。

理由 よくあるお悩み 解決のヒント
大きさ 床置き仏壇は高さ120〜140cm程度が一般的 コンパクトタイプ(手元供養含む)を選ぶ
金額 売れ筋は20〜30万円で、より高価なものも多い 1万円前後で購入できるものもある
置き場所 仏間のない家や、狭い家では置き場所がない 既存の家具の上、部屋のコーナー、奥行きの薄い本棚に収まるものを選ぶ
デザイン性 住環境やお部屋の内装に合わない 現代的なインテリアになじむデザインの仏壇を選ぶ
信仰心の有無 信仰心があまりない お位牌だけ、写真だけ、お花だけのシンプルな供養もできる

大きさ

仏壇の大きさがネックになる場合は多く、最もポピュラーな床置き仏壇でも高さが「120~140cm程度」が一般的です。

金額

仏壇の金額は材質や細工、生産国によって異なりますが、売れ筋の帯域で「20~30万円」となっています。

より高価な仏壇も多く、金額が問題になることも少なくありません。

置き場所

近年では仏間(ぶつま:仏壇を置くための部屋)のない家が多く、狭い家では置き場所がないことも仏壇を置かない理由となっています。

デザイン性

親の仏壇を引き継ぐ場合などは、上に述べた理由のほかにも住環境にデザインがそぐわないという問題があるようです。

新規で購入するときにも、そもそも仏壇という存在自体がお部屋の内装に合わないと思い込んでいる人も少なくないでしょう。

信仰心の有無

そもそも信仰心があまりないという方もいます。

しかしながら、仏壇を置かない人には「先祖・故人への供養を不十分に感じる傾向がある」という統計結果も出ているため、せめて特別にお世話になったご親族や身内の供養はしてあげたいと考える人は多いようです。

仏壇を置けないときはどうすればよい?写真やお花だけでも供養はできる

仏壇を置けない場合は、コンパクトな仏壇を選ぶか、お位牌だけ・写真だけ・お花だけといったシンプルなかたちで供養することができます。

書斎のデスクに置いたファブリック張りのコンパクトな仏壇

ミニ仏壇 HAJIMEはコンパクトで奥行きが小さいので、様々な場所に置くことができます

「ミニ仏壇 HAJIME」の詳細はこちら▶

例えば大きさが気になる場合は、コンパクトタイプ(手元供養含む)という選択肢が考えられるでしょう。

サイドボードのような既存の家具に置けるものや、扉が左右に収まることでお部屋のコーナーにも配置できるように設計されたもの、奥行きの薄い本棚にも収まるものなど、最近では小さな仏壇があります。

現代的なインテリアになじむデザイン性に優れた仏壇もあり、住環境に即したさまざまな仏壇が登場しつつあります。

また、仏壇というと「数十万円」という高価なイメージがありますが、最近では1万円前後で購入できるものも少なくありません。

ミニ・コンパクト仏壇の一覧はこちら >

そして、仏壇の飾り方や取り合わせも自由です。

お位牌だけ、写真だけ、お花だけというシンプルなものでも供養は可能です。

写真を中心に供養したい方はお仏壇に写真を飾る際の注意点と手元供養のすすめを、マンションやリビングでの置き方は仏壇の配置と向きの正解は?マンション・リビングでの置き方をご覧ください。

「自分にとって大切な人との空間がそこに在る」という故人を大切に思う気持ちがあれば、手を合わせることができるのです。

仏壇を置かなくても故人を身近に感じながら生活できる?

これまで解説してきたように、伝統的な大きな仏壇を置かなくても、故人を身近に感じながら生活することはできます。

仏壇を置く意味と現代の仏壇のあり方について、おさらいしましょう。

仏壇を置く理由

仏壇は「仏さまを祀るため」のもの。

ご家庭内の小さなお寺であるとともに、ご先祖さまに日常的に感謝を告げる場所でもあります。

現代の仏壇のあり方

しかしながら現代では仏壇を置かない、あるいは置けないご家庭が多く、マンションなどの集合住宅では「約8割」が仏壇のない状況になっています。

この理由には「大きさ・金額・置き場所・デザイン性・信仰心の有無」の5つの問題が関わっていると考えられます。

こうした問題を解決する方法として、室内に自然に収まる安価で小型の仏壇から、インテリアに合ったデザイン性の高い仏壇まで、現在では様々なタイプの仏壇が設計されています。

もしくはお花や写真だけなど、仏壇を置かなくても供養はできるのです。

時代が移り変わり、昔のような大きいサイズの仏壇が置けないという方も多いでしょう。

しかし、お世話になったご親族やご先祖さま、仏さまを供養したいという気持ちは変わらない――そうお思いの方は新しいかたちの仏壇を探してみてはいかがでしょうか。

よくある質問

仏壇は必ず置かないといけないものなのでしょうか?

仏壇は必ずしも置かなければならないものではありません。大切なのは、適切な供養をして故人としっかり向き合うことです。最近では負担なく供養できる方法も増えていますので、ご自身の住環境やライフスタイルに合わせて考えていただいて大丈夫です。

マンション住まいで仏壇を置く家庭は、実際どのくらいあるのですか?

ある調査では、複数人世帯の約6割に仏壇がなく、葬儀方式が仏式の家庭でも半数以上に仏壇がないという結果が出ています。マンションなどの集合住宅では、仏壇を置かない家庭が約8割にのぼるとされています。近年は“仏壇離れ”が進み、置かないことが一般化しつつあるといえるでしょう。

仏壇を置かないと、ご先祖さまへの供養が足りないことになりませんか?

大きな仏壇がなくても、故人を身近に感じながら供養することは十分にできます。お位牌だけ、写真だけ、お花だけといったシンプルなかたちでも、故人を大切に思う気持ちがあれば手を合わせることができます。一方で「供養を不十分に感じる」という方には、コンパクトな仏壇という選択肢もありますので、ご自身の気持ちに合う方法を選ばれるとよいでしょう。

そもそも仏壇を置く本来の意味とは何でしょうか?

仏壇は一般に「亡くなった家族の位牌や写真を祀る場所」と思われがちですが、本来の意味は「仏さまを祀ること」にあります。いわば家庭内の小さなお寺という位置づけで、仏さまやご先祖さまに日頃の感謝を伝える場所でもあります。人によっては、自分自身と静かに向き合う場所として意味づけされている場合もあります。

現代の住まいに合う小さな仏壇には、どんなものがありますか?

近年はサイドボードなど既存の家具の上に置けるものや、お部屋のコーナーに収まるよう設計されたもの、奥行きの薄い本棚にも収まるものなど、コンパクトで現代的なデザインの仏壇が増えています。価格も、数十万円という高価なものだけでなく、1万円前後で購入できるものも少なくありません。住環境に合わせて選べる選択肢が広がっています。

仏壇を置かない家庭が増えているのはなぜですか?

主な理由として、「大きさ」「金額」「置き場所」「デザイン性」「信仰心の有無」の5つが考えられます。床置き仏壇は高さ120〜140cm程度が一般的で、仏間のない住まいでは置き場所に困ることも少なくありません。ただし、仏壇を置かない人には供養を不十分に感じる傾向があるという統計結果もあり、身内の供養はしてあげたいと考える方は多いようです。

仏壇の大きさや価格は、どのくらいが一般的ですか?

最もポピュラーな床置き仏壇で、高さ120〜140cm程度が一般的です。価格は材質や細工、生産国によって異なり、売れ筋は20〜30万円ほどです。一方で最近は、既存の家具の上に置けるコンパクトなタイプや、1万円前後で購入できるものも少なくありません。

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監修者
仏事コーディネーター
川辺 一寛
京都生まれ、京都育ち、半世紀以上の歳月をこの地で過ごし、株式会社若林佛具製作所では四半世紀以上にわたって様々な業務に携わってきました。仏事コーディネーターおよび京仏マスターソムリエの資格を持っており、特に、寺院用の仏具を扱う寺院担当として、全国各地を回る貴重な経験を積んできました。そして今、『なごみ工房』の開設にあたり、これまでに学んだことを基に、様々な方々に対応し、新たな出会いを楽しみにしています。