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仏花を贈る場合の相場は3,000〜10,000円が目安です。掛け紙は黒白または双銀の結び切りを用い、表書きは「御供」とするのが一般的です。
この記事では、仏花を贈るときの相場はいくら?、のし(掛け紙)の表書きは何と書く?、仏花はいつ贈ればいい?といった点を、京都で天保元年(1830年)から仏具を扱ってきた専門店の視点で解説します。店頭で実際によくいただくご質問10問にもお答えしていますので、気になるところからお読みください。
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この記事の要点
- 仏花を贈るときの相場は、友人・知人なら3,000〜5,000円、親族なら5,000〜10,000円が目安です。
- 弔事では「のし」のない掛け紙を使い、水引は黒白などの結び切り、表書きは「御供」とするのが一般的です。
- 法要に持参する場合は当日、郵送する場合は前日までに届くよう手配します。
- 相手が管理しやすいものを選ぶのが思いやりです。ご高齢の方などには、水替えのいらないプリザーブドフラワーや造花が喜ばれることもあります。
仏花を贈るときの相場はいくら?
友人・知人なら3,000〜5,000円、親族なら5,000〜10,000円が目安です。相手との関係性で決まります。
| 贈る相手 | 相場の目安 |
|---|---|
| 友人・知人 | 3,000〜5,000円 |
| 親族 | 5,000〜10,000円 |
| ごく近い親族 | 10,000円〜 |
のし(掛け紙)の表書きは何と書く?
表書きは「御供」とするのがもっとも広く使えます。弔事では「のし」のない掛け紙を用います。水引(みずひき:贈り物にかける飾りひも)は黒白または双銀の結び切り(一度結ぶとほどけない結び方)です。
- 御供:もっとも広く使えます。迷ったらこれを
- 御霊前:四十九日まで
- 御仏前:四十九日以降
- 喪中御見舞:喪中はがきで訃報を知ったとき
仏花はいつ贈ればいい?
法要に持参する場合は当日、郵送する場合は前日までに届くよう手配します。
- 訃報を受けてすぐ:葬儀に間に合うよう手配します。
- 四十九日・一周忌などの法要:当日持参、または前日までに届くよう送ります。
- お盆・お彼岸:入りの数日前までに届くようにします。
贈る仏花は生花と造花、どちらがいい?
相手が管理しやすいものを選ぶのが思いやりです。ご高齢の方や忙しいご家庭には、水替えの不要なプリザーブドフラワーや造花の仏花が喜ばれることもあります。
さらにくわしく
場面ごとにどんな花を贈ればいい?
場面によって、ふさわしい花が変わります。
| 場面 | ふさわしい花 | 色 |
|---|---|---|
| 通夜・葬儀 | 白菊、白百合 | 白のみ |
| 四十九日法要 | 白を基調にした花 | 白+淡色 |
| 一周忌以降 | 基本3色の花 | 白・黄・紫 |
| お盆・お彼岸 | 季節の花 | 基本3色〜 |
| 新盆見舞い | 控えめな花 | 白基調 |
時期ごとの色の考え方は仏花の色のマナー|白・黄・紫が基本とされる理由と四十九日まで、新盆に盆提灯を贈る場合は盆提灯の正しい贈り方とは?をご覧ください。
仏花を手渡すときのマナーは?
ご自宅へうかがう場合の流れです。
- 玄関先で渡さない:お仏壇のある部屋へ通されてからお渡しします。
- お参りしてから渡す:まずお線香をあげ、そのあとお渡しするのが丁寧です。
- 紙袋から出して渡す:掛け紙が見えるよう、正面を相手に向けて。
- 「お供えください」と一言添える:自分で飾らず、ご遺族にお任せします。
仏花を郵送してもいい?
直接うかがえない場合は、郵送でも失礼にあたりません。
- 法要の場合は前日までに届くよう手配する
- 一言添えたメッセージカードを同封する
- 生花は日時指定で、受け取れる日を確認しておく
- プリザーブドや造花なら、日持ちを気にせず送れる
お線香をあわせて贈る場合の注意点は線香を贈り物にする際の注意点で解説しています。
避けたほうがよい贈り方は?
気持ちが伝わりにくくなる例です。
- 大きすぎるもの:飾る場所に困らせてしまいます
- 派手な色合い:時期に合わない色は避けます
- 手入れの必要な鉢植え:「根付く=寝付く」を連想させるとも言われます
- のし(熨斗)付きの掛け紙:弔事では熨斗のないものを使います
水引はどれを選べばいい?
弔事では、結び切りの水引を用います。
| 水引 | 使う場面 |
|---|---|
| 黒白 結び切り | 通夜・葬儀・四十九日まで(全国的) |
| 黄白 結び切り | 四十九日以降(関西中心) |
| 双銀 結び切り | 高額の場合 |
蝶結びは「何度あってもよい」の意味のため、弔事では使いません。
内のしと外のし、どちらにする?
掛け紙をかける位置にも決まりがあります。
- 外のし:包装紙の外側に掛ける。手渡しで、誰からの品か分かるように
- 内のし:品物に直接掛けて包装。郵送や、控えめにしたいとき
仏事では内のしが選ばれることが多いですが、地域やお店によって考え方が異なります。
専門店からのひとこと
贈り物の仏花で大切なのは、相手のご負担にならないことです。
大きすぎるお花は、飾る場所に困らせてしまいます。生花は水替えの手間が増えます。ご高齢のお宅であればなおさらです。
そうした点で、コンパクトなプリザーブドフラワーは贈り物として選びやすい形だと考えています。日持ちを気にせず郵送でき、受け取られた方の手間も増えません。
よくある質問
仏花を贈るときの相場はいくらですか?
友人・知人なら3,000〜5,000円、親族なら5,000〜10,000円が目安です。
のしの表書きは何と書きますか?
「御供」がもっとも広く使えます。四十九日までは「御霊前」、以降は「御仏前」とすることもあります。
仏花を郵送してもよいですか?
差し支えありません。法要の場合は前日までに届くよう手配します。
贈る仏花に造花を選んでもよいですか?
差し支えありません。むしろご高齢の方や忙しいご家庭には、水替えの不要なものが喜ばれることもあります。
仏花を贈るときに避けるべき花は?
トゲのある花、毒のある花、つるのある花、香りの強い花は避けるのが一般的です。
仏花を手渡すタイミングは?
玄関先ではなく、お仏壇のある部屋へ通されてからお渡しします。まずお線香をあげ、そのあとお渡しするのが丁寧です。
鉢植えを贈ってもよいですか?
「根付く=寝付く」を連想させるとされ、弔事では避けるのが一般的です。切り花やプリザーブドフラワーが無難です。
メッセージは添えたほうがよいですか?
郵送の場合は一言添えたカードを同封すると、気持ちが伝わります。長文である必要はありません。
仏花を贈るのに適した時間帯はありますか?
ご自宅へうかがう場合は、午前中から昼過ぎが一般的です。食事どきや夜分は避け、事前にご連絡してから訪問されるのが丁寧です。
内のしと外のしはどちらがよいですか?
仏事では内のし(品物に直接掛けて包装)が選ばれることが多いですが、手渡しで誰からの品か分かるようにしたい場合は外のしにします。
まとめ
仏花を贈る場合の相場は3,000〜10,000円が目安です。掛け紙は黒白または双銀の結び切りを用い、表書きは「御供」とするのが一般的です。
この記事の要点をまとめます。
- 仏花を贈る相場は相手との関係性で決まり、友人・知人なら3,000〜5,000円、親族なら5,000〜10,000円が目安です。
- 弔事では「のし」のない掛け紙を用い、表書きは「御供」が無難です。
- 法要に持参する場合は当日、郵送する場合は前日までに届くよう手配します。
- 相手が管理しやすいものを選ぶのが思いやりです。
- 通夜・葬儀は白のみ、一周忌以降は白・黄・紫など、場面によってふさわしい花が変わります。
- ご自宅へうかがう場合は、お仏壇のある部屋でお参りしてから、「お供えください」と一言添えて渡します。
- 直接うかがえない場合は、郵送でも失礼にあたりません。
仏花の作法は、地域やご家庭、宗派によって少しずつ異なります。この記事の内容と違っていても、ご家庭に伝わるやり方があれば、それがいちばん正しい形です。迷われたときは、菩提寺(ぼだいじ:先祖のお墓があり、法要などでお世話になっているお寺)やご親族に一声かけてみてください。
なごみ工房では、京都・天保元年(1830年)創業の仏壇仏具専門店として、水替えのいらない造花・プリザーブドフラワーの仏花をご用意しています。品のある色合いとしつらえにこだわり、お仏壇に置くだけで整う花器セットです。お仏壇の大きさに合うサイズが見つからない、色合いを相談したいといった場合も、お気軽にお問い合わせください。→ 仏花(BUCCCA)の一覧を見る





