はじめて仏花を仏壇に供える手元

はじめての仏花|何を買えばいい?準備の手順とそろえるもの

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はじめて仏花を用意するなら、必要なのは「花」と「花立(花瓶)」の2つだけです。花は白・黄・紫を基調に奇数本、花立はお仏壇に納まるサイズを選びます。

この記事では、そろえるもの買うまでの手順生花か造花か、迷ったらといった点を、京都で天保元年(1830年)から仏具を扱ってきた専門店の視点で解説します。店頭で実際によくいただくご質問9問にもお答えしていますので、気になるところからお読みください。

あわせて読みたい:仏花とは?読み方・意味・なぜお供えするのかをやさしく解説花立(花瓶)の選び方|仏壇に合うサイズと素材の見分け方仏花の値段相場|スーパー・花屋・通販の違いと選び方

はじめて仏花を仏壇に供える手元

そろえるもの

まずはこの2つがあれば始められます。

  • 仏花:生花・造花・プリザーブドのいずれか
  • 花立(花瓶):一対(2つ)が基本。ひとつでも可
  • (あれば便利)切り花延命剤、花ばさみ

買うまでの手順

この順で進めれば迷いません。

  1. お仏壇のサイズを測る:花立を置く段の高さと幅を測ります。
  2. 花立を選ぶ:仏壇に納まる高さで、仏壇の色調に合うものを。
  3. 花を選ぶ:白・黄・紫を基調に、3本または5本。
  4. 飾る:仏壇の最下段の左右に、花の正面を手前に向けて置きます。

生花か造花か、迷ったら

お手入れの時間が取れるかどうかで決めてください。

こんな方には おすすめ
毎日仏壇に向かう時間がある 生花
忙しい/留守がち 造花・プリザーブド
ご高齢で管理が負担 造花・プリザーブド
アレルギーが心配 造花・プリザーブド

はじめてなら花器セットが安心

花と花器がセットになった仏花なら、サイズ選びに迷わず、置くだけで整います。はじめての方にはとくにおすすめです。

さらにくわしく

買う前に測っておくもの

お仏壇の3か所を測っておくと、選ぶときに迷いません。

  1. 花立を置く段の高さ:上の棚板までの寸法。花を挿した状態で当たらないか確認します。
  2. 置ける幅:左右に一対置く場合、両方が納まるか。
  3. 奥行き:扉が閉まるかどうかに関わります。

スマホのメモに控えておくと、店頭でも通販でも役立ちます。

最初にそろえる仏具一式

仏花だけでなく、基本の仏具もあわせて確認しておきましょう。

仏具 役割 必要度
花立 仏花を挿す 必須
香炉 お線香を立てる 必須
燭台(ろうそく立て) 灯明を灯す 必須
仏飯器 ごはんを供える 推奨
茶湯器 お水・お茶を供える 推奨
おりん お参りの合図 推奨

花立・香炉・燭台の3つを「三具足」と呼び、最低限そろえたい仏具とされています。→ 仏具セットを見る

よくある失敗

はじめての方がつまずきやすい点です。

  • 花が大きすぎて扉が閉まらない……お仏壇の内寸を先に測る
  • 花立の口が狭くて花が入らない……内径3cm前後が目安
  • ご本尊が隠れてしまう……花はご本尊より低く
  • 買ったあと置き場所に困る……一対か一つか、先に決めておく

まず何から始めればよいか

すべてを一度にそろえる必要はありません。

まずはお花を一つ供えることからで十分です。仏具は少しずつ整えていけばよく、はじめから完璧である必要はありません。日々手を合わせる習慣のほうが大切だと考えています。

予算別の始め方

ご予算に応じて、始め方を選べます。

予算 内容
〜3,000円 生花+手持ちの器で
3,000〜8,000円 花立を1つ購入+生花
8,000〜15,000円 造花・プリザーブドの花器セット
15,000円〜 仏具セット一式+お花

買う場所の選び方

はじめての方には、実物を見られる店舗をおすすめします。

ただし近隣に仏具店がない場合も多いため、通販でも構いません。その際はサイズの記載が詳しいお店を選んでください。

お仏壇の寸法を測ったうえで問い合わせれば、多くの店が適切なものを案内してくれます。

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当店の仏花「ごはんとお水」(¥5,940)。水替えのいらない、花器つきの仏花です。

専門店からのひとこと

はじめてお仏壇を迎えられる方は、分からないことばかりで不安になられます。

ですが、はじめから完璧である必要はまったくありません。まずはお花を一つ、供えることからで十分です。

仏具は少しずつ整えていけばよく、作法も暮らしながら覚えていけばよいのです。私たちも、そうしたご相談を日々お受けしています。分からないことがあれば、お気軽にお尋ねください。

よくある質問

はじめて仏花を用意します。何が必要ですか?

「花」と「花立(花瓶)」の2つがあれば始められます。花立は一対が基本ですが、ひとつでも差し支えありません。

花立のサイズはどう選びますか?

まずお仏壇の花立を置く段の高さを測り、花を挿した状態で納まる高さのものを選びます。

生花と造花、どちらを選べばよいですか?

お手入れの時間が取れるなら生花、忙しい方やご高齢の方には造花・プリザーブドが向いています。

仏花は何本買えばよいですか?

3本または5本など奇数が一般的です。一対で飾る場合は、同じものを2束用意します。

どこで買えばよいですか?

スーパー、花屋、通販のいずれでも購入できます。造花やプリザーブドは仏具店の通販で、仏壇に合うものが見つけやすくなっています。

仏具は一度に全部そろえないといけませんか?

いいえ。まずは花立・香炉・燭台の「三具足」があれば十分です。他の仏具は少しずつ整えていって構いません。

買う前に何を測ればよいですか?

花立を置く段の高さ、置ける幅、奥行きの3か所です。スマホのメモに控えておくと、店頭でも通販でも役立ちます。

はじめてで何もわかりません。

まずはお花を一つ供えることから始めれば十分です。はじめから完璧である必要はなく、日々手を合わせる習慣のほうが大切です。

予算が少ないのですが大丈夫ですか?

大丈夫です。3,000円以下でも生花と手持ちの器で始められます。仏具は少しずつ整えていけばよく、はじめから完璧である必要はありません。

まとめ

はじめて仏花を用意するなら、必要なのは「花」と「花立(花瓶)」の2つだけです。花は白・黄・紫を基調に奇数本、花立はお仏壇に納まるサイズを選びます。

この記事の要点をまとめます。

  • まずはこの2つがあれば始められます。
  • この順で進めれば迷いません。
  • お手入れの時間が取れるかどうかで決めてください。
  • 花と花器がセットになった仏花なら、サイズ選びに迷わず、置くだけで整います。
  • お仏壇の3か所を測っておくと、選ぶときに迷いません。
  • 仏花だけでなく、基本の仏具もあわせて確認しておきましょう。
  • はじめての方がつまずきやすい点です。

仏花の作法は、地域やご家庭、宗派によって少しずつ異なります。この記事の内容と違っていても、ご家庭に伝わるやり方があれば、それがいちばん正しい形です。迷われたときは、菩提寺やご親族に一声かけてみてください。

なごみ工房では、京都・天保元年(1830年)創業の仏壇仏具専門店として、水替えのいらない造花・プリザーブドフラワーの仏花をご用意しています。品のある色合いとしつらえにこだわり、お仏壇に置くだけで整う花器セットです。お仏壇の大きさに合うサイズが見つからない、色合いを相談したいといった場合も、お気軽にお問い合わせください。→ 仏花(BUCCCA)の一覧を見る

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監修者
仏事コーディネーター
川辺 一寛
京都生まれ、京都育ち、半世紀以上の歳月をこの地で過ごし、株式会社若林佛具製作所では四半世紀以上にわたって様々な業務に携わってきました。仏事コーディネーターおよび京仏マスターソムリエの資格を持っており、特に、寺院用の仏具を扱う寺院担当として、全国各地を回る貴重な経験を積んできました。そして今、『なごみ工房』の開設にあたり、これまでに学んだことを基に、様々な方々に対応し、新たな出会いを楽しみにしています。