Orin / Rinbo / Rinstand

おりん・りん棒・りん台は、お参りの際に澄んだ音色を響かせる仏具のひとそろいです。おりんは鳴らして音を供える器、りん棒はおりんを打つための棒、りん台はおりんを安定して据えるための台を指します。お勤めの始まりと終わりに用いられ、清らかな響きが手を合わせる心をやわらかく整えてくれます。

お選びの際は、お仏壇の大きさに合った口径か、おりん・りん棒・りん台のつり合いがとれているか、心地よく感じられる音色かをご確認いただくと安心です。なごみ工房では、大きさや仕立ての異なる品をご用意しておりますので、日々のお参りに長く寄り添う一式をお選びください。

Orin produces a beautiful tone

Orin is an important Buddhist ritual implement that adds a pure sound to the place of prayer. It is used in combination with a rin stick and a rin stand to produce a clear tone. There are a wide variety of designs and sizes, so you can choose one that suits your taste.

Orin

おりんとは?お参りのはじまりを告げる仏具です

おりんとは、お仏壇の前で手を合わせるときに鳴らす、椀のかたちをした仏具です。「りん」「お鈴」とも書きます。澄んだ音を鳴らすことで、その場を清め、読経の区切りを示し、こちらの想いを仏さまやご先祖さまに届けるとされています。

読経をしないご家庭でも、朝夕のお参りのはじめに一度鳴らす、という使い方で構いません。音が鳴り終わるまで静かに待ち、余韻が消えてから手を合わせると、気持ちが自然と落ち着きます。

おりん単体のほか、鳴らすための棒であるりん棒、おりんを載せる台であるりん台(りん布団)とあわせて使うのが基本の形です。

Price

おりんの値段はどれくらい?

当店で取り扱うおりんは、6,930円から60,500円まで。中心となる価格帯は1万円台です。

価格帯取扱点数主な商品
1万円未満4点おりんステージ fika・HERS・憩い、チェリン ミニ
1万〜2万円8点チェリン、OBOYU、ECHO、まわりん、りんごりん、ことりん
2万〜3万円3点ガラスのおりん 水平小鈴、ぞうりん
3万円以上1点三具足・おりんセット OBOYU

価格は2026年10月時点の税込価格です。最新の価格は各商品ページをご確認ください。

How to choose

おりんの選び方

難しい決まりはありません。音色・大きさ・置き方の3点でお考えいただくと選びやすくなります。

音色で選ぶ

おりんは素材と厚みによって音の高さと余韻が変わります。一般的には、真鍮のものは明るく澄んだ音、厚みのあるものほど余韻が長く続きます。近年はガラスや木を組み合わせたものもあり、それぞれ響き方が異なります。

お仏壇の前は静かな場所ですので、音が大きいものより、余韻が心地よく感じられるものをお選びいただくと、毎日のお参りが続けやすくなります。

大きさで選ぶ

おりんの大きさは「寸(すん)」で表します。1寸は約3cmで、2寸なら直径約6cmです。ミニ仏壇や上置き仏壇には1.8寸〜2.5寸ほど、台付きのお仏壇には3寸前後が選ばれています。

大きいほど低く長い音になりますが、お仏壇の内寸に収まるかを先にご確認ください。りん台を含めた高さも見ておくと安心です。

置き方で選ぶ

伝統的にはりん台(りん布団)に載せて、お仏壇の手前に置きます。最近は台と一体になったデザインや、りん棒を本体に収められるものもあり、省スペースで置けます。

お仏壇の外、経机の上に置いても構いません。手を合わせる位置から無理なく手が届く場所に置くのがいちばんです。

Set

りん棒・りん台は別に必要?

おりんを鳴らすにはりん棒が要ります。りん台は音を良くし、傷を防ぐためのものです。

仏具役割別途必要か
おりん鳴らして音を出す本体—
りん棒おりんを鳴らすための棒付属する商品が多数。単体購入も可
りん台・りん布団おりんを載せる台。音の響きを整え、仏壇を傷つけないデザインによっては一体型で不要

当店のおりんは、りん棒がセットになっているものや、台と一体でそのまま置けるデザインのものが中心です。何を揃えればよいか分からない場合は、お気軽にご相談ください。

FAQ

よくある質問

おりんとは何ですか?
お仏壇の前で手を合わせるときに鳴らす、椀のかたちをした仏具です。「りん」「お鈴」とも書きます。澄んだ音でその場を清め、読経の区切りを示し、こちらの想いを仏さまやご先祖さまに届けるとされています。読経をしないご家庭でも、お参りのはじめに一度鳴らすという使い方で構いません。
おりんは何回鳴らすのが正しいですか?
回数に厳密な決まりはなく、宗派やお寺によって考え方が異なります。日常のお参りでは2回とするご家庭が多く、読経の始まり・途中・終わりに鳴らす作法もあります。ご家庭や菩提寺の慣習に合わせていただくのがよいでしょう。
おりんの値段はどれくらいですか?
当店では6,930円から60,500円までお取り扱いがあり、中心となる価格帯は1万円台です。素材や大きさ、りん台とのセット内容によって変わります。三具足とおりんをまとめたコーディネートセットもご用意しています。
おりんの大きさはどう選べばよいですか?
大きさは「寸」で表し、1寸は約3cmです。ミニ仏壇や上置き仏壇には1.8寸〜2.5寸ほど、台付きのお仏壇には3寸前後が選ばれています。大きいほど低く長い音になりますが、お仏壇の内寸に収まるか、りん台を含めた高さも含めて先にご確認ください。
りん棒やりん台は別に買う必要がありますか?
りん棒はおりんを鳴らすために必要ですが、付属している商品が多くあります。りん台(りん布団)は音の響きを整え、お仏壇を傷つけないためのもので、台と一体になったデザインであれば別途ご用意は要りません。商品ページの内容をご確認ください。
おりんの音が鳴り止まないうちに手を合わせてもよいですか?
音が鳴り終わるまで静かに待ち、余韻が消えてから手を合わせると、気持ちが落ち着きます。ただし厳密な決まりではありませんので、お気持ちを込めてお参りいただくことがいちばん大切です。
おりんのお手入れはどうすればよいですか?
乾いたやわらかい布でほこりを払ってください。金属製のものは手の脂が曇りの原因になりますので、鳴らしたあとに軽く拭いていただくときれいに保てます。研磨剤入りのクロスは表面の仕上げを傷めることがあるため、素材に合ったお手入れ方法を商品ページでご確認ください。
Supervisor

このページの監修者

川辺 一寛(かわべ かずひろ)

仏事コーディネーター・京仏マスターソムリエ/なごみ工房 店舗責任者

京都生まれ、京都育ち。株式会社若林佛具製作所にて四半世紀以上にわたり様々な業務に携わり、仏事コーディネーターおよび京仏マスターソムリエの資格を持つ。寺院用仏具の寺院担当として全国各地を回った経験を活かし、現在は『なごみ工房』の店舗責任者として、お仏壇・仏具選びのご相談と情報発信を担当している。