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失敗しない盆提灯の選び方|サイズ・住環境・予算で選ぶ3つの基準とチェックリスト

失敗しない盆提灯の選び方|サイズ・住環境・予算で選ぶ3つの基準とチェックリスト

最終更新日: 2026.6.23 公開日: 2026.6.23 「盆提灯を用意したいけれど、種類もサイズも多すぎて、結局どれを選べばよいのか分からない」。店頭でも、もっとも多くいただくご相談のひとつです。デザインから入るとかえって迷子になりやすく、買ったあとで「置いてみたら大きすぎた」「部屋から浮いてしまった」と感じる方も少なくありません。 そこでこの記事では、失敗しない盆提灯選びを「サイズ・住環境・予算」という3つの基準に整理してご案内します。さらに、寸→cmの早見表、住環境別のケーススタディ3例、よくある失敗と回避策、そのまま使える購入前チェックリストまでご用意しました。読み終える頃には、ご家庭にぴったりの一台がはっきり見えてくるはずです。 盆提灯選びでまず押さえる3つの基準(サイズ・住環境・予算) 盆提灯にはたくさんの種類があり、最初からデザインや絵柄だけで選ぼうとすると、どうしても迷ってしまいます。そこでおすすめなのが、次の3つの基準をこの順番で考える方法です。 ① サイズ:仏壇や置き場所の広さに合っているか(まずここで絞る) ② 住環境:和室・洋室リビング・マンションなど、お部屋に調和するか ③ 予算:無理のない範囲で。対で飾るか一台かも含めて ポイントは、サイズ→住環境→予算の順で考えることです。先に予算やデザインを決めてしまうと、いざ置いたときに大きさが合わず後悔しがちだからです。まず置ける大きさを決め、次に部屋になじむ系統を選び、最後に予算とすり合わせる。この流れなら、選択肢がぐっと絞り込めます。 提灯そのものの種類(行灯・吊り提灯など)を先に知っておきたい方は、盆提灯の種類を一覧で解説した記事もあわせてご覧ください。それでは、3つの基準をひとつずつ見ていきましょう。 基準1|サイズで選ぶ(寸→cm早見表・仏壇とのバランス・一対か一つか) 最初に確認したいのがサイズです。どんなに立派な提灯でも、置き場所に対して大きすぎると圧迫感が出てしまいます。逆に小さすぎても、少し寂しい印象になりがちです。まずは「どこに置くか」から逆算しましょう。 置き場所別の大きさの目安 置く場所別の、おおまかな高さの目安は次の通りです。 床に直接置くタイプ:高さ75〜95cm前後(大内行灯など) 棚・チェスト・タンスの上に置くタイプ:高さ30〜50cm前後 仏壇まわりにそっと添えるタイプ:高さ30cm未満のミニサイズ 仏壇の前や横に置くなら、仏壇の高さや幅とのバランスを見て選ぶと失敗しにくくなります。 「寸(すん)」「号数」の表記と寸→cm早見表 盆提灯のサイズは、火袋(ひぶくろ/灯りの入る部分)の口径を「寸」、または商品全体の大きさを「号数」で表すことが多くあります。1寸はおよそ3.03cmです。たとえば「10寸」なら口径が約30cmということになります。下の早見表を、おおよその換算の目安としてお使いください。 寸 口径(約cm) 7寸 約21cm...

失敗しない盆提灯の選び方|サイズ・住環境・予算で選ぶ3つの基準とチェックリスト

最終更新日: 2026.6.23 公開日: 2026.6.23 「盆提灯を用意したいけれど、種類もサイズも多すぎて、結局どれを選べばよいのか分からない」。店頭でも、もっとも多くいただくご相談のひとつです。デザインから入るとかえって迷子になりやすく、買ったあとで「置いてみたら大きすぎた」「部屋から浮いてしまった」と感じる方も少なくありません。 そこでこの記事では、失敗しない盆提灯選びを「サイズ・住環境・予算」という3つの基準に整理してご案内します。さらに、寸→cmの早見表、住環境別のケーススタディ3例、よくある失敗と回避策、そのまま使える購入前チェックリストまでご用意しました。読み終える頃には、ご家庭にぴったりの一台がはっきり見えてくるはずです。 盆提灯選びでまず押さえる3つの基準(サイズ・住環境・予算) 盆提灯にはたくさんの種類があり、最初からデザインや絵柄だけで選ぼうとすると、どうしても迷ってしまいます。そこでおすすめなのが、次の3つの基準をこの順番で考える方法です。 ① サイズ:仏壇や置き場所の広さに合っているか(まずここで絞る) ② 住環境:和室・洋室リビング・マンションなど、お部屋に調和するか ③ 予算:無理のない範囲で。対で飾るか一台かも含めて ポイントは、サイズ→住環境→予算の順で考えることです。先に予算やデザインを決めてしまうと、いざ置いたときに大きさが合わず後悔しがちだからです。まず置ける大きさを決め、次に部屋になじむ系統を選び、最後に予算とすり合わせる。この流れなら、選択肢がぐっと絞り込めます。 提灯そのものの種類(行灯・吊り提灯など)を先に知っておきたい方は、盆提灯の種類を一覧で解説した記事もあわせてご覧ください。それでは、3つの基準をひとつずつ見ていきましょう。 基準1|サイズで選ぶ(寸→cm早見表・仏壇とのバランス・一対か一つか) 最初に確認したいのがサイズです。どんなに立派な提灯でも、置き場所に対して大きすぎると圧迫感が出てしまいます。逆に小さすぎても、少し寂しい印象になりがちです。まずは「どこに置くか」から逆算しましょう。 置き場所別の大きさの目安 置く場所別の、おおまかな高さの目安は次の通りです。 床に直接置くタイプ:高さ75〜95cm前後(大内行灯など) 棚・チェスト・タンスの上に置くタイプ:高さ30〜50cm前後 仏壇まわりにそっと添えるタイプ:高さ30cm未満のミニサイズ 仏壇の前や横に置くなら、仏壇の高さや幅とのバランスを見て選ぶと失敗しにくくなります。 「寸(すん)」「号数」の表記と寸→cm早見表 盆提灯のサイズは、火袋(ひぶくろ/灯りの入る部分)の口径を「寸」、または商品全体の大きさを「号数」で表すことが多くあります。1寸はおよそ3.03cmです。たとえば「10寸」なら口径が約30cmということになります。下の早見表を、おおよその換算の目安としてお使いください。 寸 口径(約cm) 7寸 約21cm...

盆提灯の種類を完全解説|大内行灯・回転行灯・御所提灯・白紋天の違いと選び方

盆提灯の種類を完全解説|大内行灯・回転行灯・御所提灯・白紋天の違いと選び方

最終更新日: 2026.6.23 公開日: 2026.6.23 盆提灯を探し始めると、「大内行灯」「回転行灯」「御所提灯」「白紋天」と、聞き慣れない名前が一気に並んで戸惑う方は少なくありません。どれも同じ盆提灯のはずなのに、形も値段もずいぶん違う——そう感じたことはないでしょうか。 この記事は、盆提灯を一種類ずつ「図鑑」のように深掘りしていくガイドです。それぞれの形・由来・素材・どんな家庭に向くかまでを、仏事専門店の視点でていねいに解説します。最後には種類×特徴×価格感を並べた比較表と、迷ったときの選び方フローも用意しました。読み終える頃には、カタログの名前を見ただけで「これはあの形だな」と分かるようになります。 盆提灯は大きく2系統 — 床に「置く行灯」と上から「吊る提灯」 名前がたくさんあって混乱しがちですが、盆提灯はまず飾り方で2つに分けて考えると一気に整理できます。床や台に据える「置くタイプ(行灯/あんどん)」と、軒先や室内に吊り下げる「吊るすタイプ(提灯/ちょうちん)」です。 置くタイプは、三本足や台座の上に火袋(ひぶくろ=灯りを包む紙や絹の部分)がのった形で、仏壇のそばや盆棚(精霊棚)の前に据えます。吊るすタイプは、ひもや手板(てんいた)で上から吊り下げ、玄関・軒先・室内の天井近くに灯します。 置く(行灯)系統…大内行灯・回転行灯・霊前灯 など 吊る(提灯)系統…御所提灯(岐阜提灯)・住吉提灯・御殿丸 など 初盆だけの特別な一灯…無地の白い「白紋天(白提灯)」 どちらが正しいということはなく、地域の習わしと飾るスペースで選ぶのが一般的です。近年は、この2系統に収まらないモダン・ミニ・コードレスといった新しいタイプも増えています。まずは大枠をこの3つで押さえてから、ここから一種類ずつ見ていきましょう。盆提灯全体の品ぞろえは盆提灯の商品一覧でまとめて見比べられます。 置き型の種類①:大内行灯(おおうちあんどん) 現在もっとも広く使われている、盆提灯の代表選手です。三本足の上に火袋がのり、上部に「雲手(くもで)」と呼ばれる飾りを付けた形を指します。蒔絵(まきえ)や房(ふさ)で華やかに仕立てたものが多く、左右一対で飾る定番のスタイルです。 由来の豆知識。「大内」とは、もともと皇居・内裏(だいり)を指す言葉です。「大事な場所に据える格の高い行灯」という意味合いで名付けられたといわれています。名前に込められた格式の高さが、そのまま定番の地位につながっているわけです。 素材と価格感。足の素材で雰囲気と価格が大きく変わります。足がプラスチック製のものは比較的求めやすく、足が木製・火袋が絹張りになると高級品の部類に入ります。火袋が一重か二重か、蒔絵の手の込み具合などでも価格は幅広く動きます。 どんな人向きか。「正統的に、きちんと一対で飾りたい」「初盆を機にしっかりした一台をそろえたい」という方に向きます。一方で、置き場所が畳一畳分も取れないお住まいでは、サイズ選びに注意が必要です。 置き型の種類②:回転行灯(かいてんあんどん) 灯りをともすと、火袋の絵柄がゆっくり回って見えるのが回転行灯です。中に取り付けた回転筒が、灯りの熱で生まれる上昇気流を受けてくるくると回り、外の和紙に映る絵柄(牡丹や走馬灯のような風景)が流れていきます。やさしく動く灯りが好まれ、夏の夜にぴったりの情緒があります。 素材と価格感。足がプラスチック製、火袋が和紙のものが多く、大内行灯に比べて価格は手ごろな品がそろいます。初めての一台や、お子さんのいるご家庭の「目で楽しめる灯り」として選ばれることも多いタイプです。 専門店からの注意点。回転行灯は「熱の上昇気流で回る」のが本来の仕組みのため、熱をほとんど出さないLED電球に替えると回らなくなる場合があります。LED化や電球交換を考えるときは、その提灯がモーター回転式か熱気流式かを確認してください。省エネ・安全を優先したい場合は、はじめからLEDモーター式として作られた製品を選ぶと安心です。 どんな人向きか。「華やかで動きのある灯りを楽しみたい」「手の届きやすい価格で見栄えのする一対がほしい」という方に向きます。 置き型の種類③:霊前灯(れいぜんとう) 霊前灯は、仏壇や盆棚のそばに置く小ぶりで灯りを主役にした提灯です。大内行灯のような大きな雲手や蒔絵で飾るというより、清楚な灯りそのもので手を合わせる場を整える役割を持ちます。一対で飾ると場がぐっと引き締まります。 どんな人向きか。マンションやコンパクトな住まいで「大きな行灯は置けないけれど、灯りはきちんと用意したい」という方に向いています。後述するモダンタイプと組み合わせやすいのも、この霊前灯の良さです。...

盆提灯の種類を完全解説|大内行灯・回転行灯・御所提灯・白紋天の違いと選び方

最終更新日: 2026.6.23 公開日: 2026.6.23 盆提灯を探し始めると、「大内行灯」「回転行灯」「御所提灯」「白紋天」と、聞き慣れない名前が一気に並んで戸惑う方は少なくありません。どれも同じ盆提灯のはずなのに、形も値段もずいぶん違う——そう感じたことはないでしょうか。 この記事は、盆提灯を一種類ずつ「図鑑」のように深掘りしていくガイドです。それぞれの形・由来・素材・どんな家庭に向くかまでを、仏事専門店の視点でていねいに解説します。最後には種類×特徴×価格感を並べた比較表と、迷ったときの選び方フローも用意しました。読み終える頃には、カタログの名前を見ただけで「これはあの形だな」と分かるようになります。 盆提灯は大きく2系統 — 床に「置く行灯」と上から「吊る提灯」 名前がたくさんあって混乱しがちですが、盆提灯はまず飾り方で2つに分けて考えると一気に整理できます。床や台に据える「置くタイプ(行灯/あんどん)」と、軒先や室内に吊り下げる「吊るすタイプ(提灯/ちょうちん)」です。 置くタイプは、三本足や台座の上に火袋(ひぶくろ=灯りを包む紙や絹の部分)がのった形で、仏壇のそばや盆棚(精霊棚)の前に据えます。吊るすタイプは、ひもや手板(てんいた)で上から吊り下げ、玄関・軒先・室内の天井近くに灯します。 置く(行灯)系統…大内行灯・回転行灯・霊前灯 など 吊る(提灯)系統…御所提灯(岐阜提灯)・住吉提灯・御殿丸 など 初盆だけの特別な一灯…無地の白い「白紋天(白提灯)」 どちらが正しいということはなく、地域の習わしと飾るスペースで選ぶのが一般的です。近年は、この2系統に収まらないモダン・ミニ・コードレスといった新しいタイプも増えています。まずは大枠をこの3つで押さえてから、ここから一種類ずつ見ていきましょう。盆提灯全体の品ぞろえは盆提灯の商品一覧でまとめて見比べられます。 置き型の種類①:大内行灯(おおうちあんどん) 現在もっとも広く使われている、盆提灯の代表選手です。三本足の上に火袋がのり、上部に「雲手(くもで)」と呼ばれる飾りを付けた形を指します。蒔絵(まきえ)や房(ふさ)で華やかに仕立てたものが多く、左右一対で飾る定番のスタイルです。 由来の豆知識。「大内」とは、もともと皇居・内裏(だいり)を指す言葉です。「大事な場所に据える格の高い行灯」という意味合いで名付けられたといわれています。名前に込められた格式の高さが、そのまま定番の地位につながっているわけです。 素材と価格感。足の素材で雰囲気と価格が大きく変わります。足がプラスチック製のものは比較的求めやすく、足が木製・火袋が絹張りになると高級品の部類に入ります。火袋が一重か二重か、蒔絵の手の込み具合などでも価格は幅広く動きます。 どんな人向きか。「正統的に、きちんと一対で飾りたい」「初盆を機にしっかりした一台をそろえたい」という方に向きます。一方で、置き場所が畳一畳分も取れないお住まいでは、サイズ選びに注意が必要です。 置き型の種類②:回転行灯(かいてんあんどん) 灯りをともすと、火袋の絵柄がゆっくり回って見えるのが回転行灯です。中に取り付けた回転筒が、灯りの熱で生まれる上昇気流を受けてくるくると回り、外の和紙に映る絵柄(牡丹や走馬灯のような風景)が流れていきます。やさしく動く灯りが好まれ、夏の夜にぴったりの情緒があります。 素材と価格感。足がプラスチック製、火袋が和紙のものが多く、大内行灯に比べて価格は手ごろな品がそろいます。初めての一台や、お子さんのいるご家庭の「目で楽しめる灯り」として選ばれることも多いタイプです。 専門店からの注意点。回転行灯は「熱の上昇気流で回る」のが本来の仕組みのため、熱をほとんど出さないLED電球に替えると回らなくなる場合があります。LED化や電球交換を考えるときは、その提灯がモーター回転式か熱気流式かを確認してください。省エネ・安全を優先したい場合は、はじめからLEDモーター式として作られた製品を選ぶと安心です。 どんな人向きか。「華やかで動きのある灯りを楽しみたい」「手の届きやすい価格で見栄えのする一対がほしい」という方に向きます。 置き型の種類③:霊前灯(れいぜんとう) 霊前灯は、仏壇や盆棚のそばに置く小ぶりで灯りを主役にした提灯です。大内行灯のような大きな雲手や蒔絵で飾るというより、清楚な灯りそのもので手を合わせる場を整える役割を持ちます。一対で飾ると場がぐっと引き締まります。 どんな人向きか。マンションやコンパクトな住まいで「大きな行灯は置けないけれど、灯りはきちんと用意したい」という方に向いています。後述するモダンタイプと組み合わせやすいのも、この霊前灯の良さです。...

盆提灯の飾り方と置く場所|盆棚・仏壇前・玄関の正しい配置を写真付きで解説

盆提灯の飾り方と置く場所|盆棚・仏壇前・玄関の正しい配置を写真付きで解説

最終更新日: 2026.6.23 公開日: 2026.6.23 箱から出した盆提灯を前に、「これ、どこに、どっち向きで置けばいいの?」と手が止まっていませんか。一対で飾るのか、三本足の向きはどちらか、玄関に出すのはどの提灯か——いざ飾る段になると、案外わからないものです。 しかも、ご家庭の住まいは和室だったり、洋室リビングだったり、玄関の作りもそれぞれ。「うちの場合はどうすれば」が、いちばん知りたいところだと思います。 この記事では、飾り方の基本原則から、置き型・吊り型それぞれの正しい扱い方、そして仏壇前・盆棚・和室・洋室リビング・玄関といった「場所別」の具体手順までを、写真を入れる前提で順を追って解説します。やりがちな失敗や、仏事専門店として店頭でよくお伝えする勘所もまとめました。読み終わるころには、ご自宅にぴったりの飾り方が見えているはずです。 盆提灯の飾り方の基本原則|盆棚・仏壇の前に左右一対 盆提灯は、お盆にご先祖さまや故人の霊が迷わず家へ帰って来られるよう、目印として灯すあかりです。まずは、どんな住まいでも共通する3つの基本原則を押さえておきましょう。 飾る場所は「盆棚(精霊棚)か仏壇の前」が基本 盆棚・仏壇を中心に「左右一対」で対称に置く 絵柄や家紋がある面は「正面(参る人から見える側)」に向ける 盆棚(精霊棚)を組むご家庭では、棚の最上段に位牌をお祀りし、その左右を盛花や霊前灯で整え、棚の両脇に盆提灯を一対そえます。一方、近年は住宅事情から盆棚を組まず、仏壇が盆棚を兼ねるご家庭も多くあります。その場合は仏壇をきれいに整えてお盆のお供えをし、仏壇の前や両わきに提灯を一対飾れば十分とされています。 盆提灯には、床や台に据える「行灯(あんどん)」タイプと、天井や軒から吊るす「提灯」タイプがあります。住まいやスペースに合わせて選べるので、まずは置き型(行灯)の一覧と吊り型の一覧で形を見比べてみてください。種類ごとの違いは盆提灯の種類を解説した記事にもまとめています。 一対で飾る意味と数|一対・二対・一つしかない時 盆提灯は「一対(二つで一組)」で飾るのが正式とされています。仏壇や盆棚を挟んで左右に二つ置くと、自然と左右対称が整うためです。対称に整える形は、見た目が落ち着くだけでなく、お迎えの気持ちを丁寧に表す飾り方として古くから親しまれてきました。 提灯が増えたときは「対」のまま増やす 新盆などで親戚から提灯をいただき、数が増えることもあります。その場合は二対、三対と、場所が許す範囲で左右対称になるように並べていきます。「左に二つ・右に一つ」のように崩れるより、対のまま増やすときれいにまとまります。 一つしかない・スペースがない場合 飾る数に厳密な決まりはありません。一つしかない場合や、置く場所が狭い場合は、一つだけでも差し支えないとされています。その際は仏壇や盆棚の脇に一つ添える形がおさまりよく見えます。大切なのは数の多さよりも、心を込めてお迎えする気持ち——という点は、どの専門店でも共通してお伝えする考え方です。 正式には一対(左右二つ)で飾る 提灯が増えたら、対を崩さず左右対称に 一つしかない・狭いときは一つでもよいとされる 数や慣習は地域・家庭によって異なる 置き型(行灯)の正しい置き方|三本足の向き・高さ・電源 床や台に据える置き型の行灯(大内行灯・回転行灯・霊前灯など)には、三本足の台がついているものが多くあります。ここが最も間違えやすいポイントなので、順を追って確認しましょう。 三本足の向き|尖りを先祖側に向けない 三本足の台は、上から見ると三角形に見えます。組み立てるときは、一本の足を手前(参る人側)に向け、残り二本を奥(仏壇・盆棚側)にして据えるのが基本とされています。 言いかえると、台が三角に尖って見える「頂点」を、仏壇やご先祖さま側に向けないということです。尖った頂点を手前に、安定した二本足の辺を奥(仏壇側)に向ける——こう覚えておくと迷いません。提灯の火袋(絵柄の面)は、参る人から見える正面に向けて取り付けます。 高さと置き場所の目安...

盆提灯の飾り方と置く場所|盆棚・仏壇前・玄関の正しい配置を写真付きで解説

最終更新日: 2026.6.23 公開日: 2026.6.23 箱から出した盆提灯を前に、「これ、どこに、どっち向きで置けばいいの?」と手が止まっていませんか。一対で飾るのか、三本足の向きはどちらか、玄関に出すのはどの提灯か——いざ飾る段になると、案外わからないものです。 しかも、ご家庭の住まいは和室だったり、洋室リビングだったり、玄関の作りもそれぞれ。「うちの場合はどうすれば」が、いちばん知りたいところだと思います。 この記事では、飾り方の基本原則から、置き型・吊り型それぞれの正しい扱い方、そして仏壇前・盆棚・和室・洋室リビング・玄関といった「場所別」の具体手順までを、写真を入れる前提で順を追って解説します。やりがちな失敗や、仏事専門店として店頭でよくお伝えする勘所もまとめました。読み終わるころには、ご自宅にぴったりの飾り方が見えているはずです。 盆提灯の飾り方の基本原則|盆棚・仏壇の前に左右一対 盆提灯は、お盆にご先祖さまや故人の霊が迷わず家へ帰って来られるよう、目印として灯すあかりです。まずは、どんな住まいでも共通する3つの基本原則を押さえておきましょう。 飾る場所は「盆棚(精霊棚)か仏壇の前」が基本 盆棚・仏壇を中心に「左右一対」で対称に置く 絵柄や家紋がある面は「正面(参る人から見える側)」に向ける 盆棚(精霊棚)を組むご家庭では、棚の最上段に位牌をお祀りし、その左右を盛花や霊前灯で整え、棚の両脇に盆提灯を一対そえます。一方、近年は住宅事情から盆棚を組まず、仏壇が盆棚を兼ねるご家庭も多くあります。その場合は仏壇をきれいに整えてお盆のお供えをし、仏壇の前や両わきに提灯を一対飾れば十分とされています。 盆提灯には、床や台に据える「行灯(あんどん)」タイプと、天井や軒から吊るす「提灯」タイプがあります。住まいやスペースに合わせて選べるので、まずは置き型(行灯)の一覧と吊り型の一覧で形を見比べてみてください。種類ごとの違いは盆提灯の種類を解説した記事にもまとめています。 一対で飾る意味と数|一対・二対・一つしかない時 盆提灯は「一対(二つで一組)」で飾るのが正式とされています。仏壇や盆棚を挟んで左右に二つ置くと、自然と左右対称が整うためです。対称に整える形は、見た目が落ち着くだけでなく、お迎えの気持ちを丁寧に表す飾り方として古くから親しまれてきました。 提灯が増えたときは「対」のまま増やす 新盆などで親戚から提灯をいただき、数が増えることもあります。その場合は二対、三対と、場所が許す範囲で左右対称になるように並べていきます。「左に二つ・右に一つ」のように崩れるより、対のまま増やすときれいにまとまります。 一つしかない・スペースがない場合 飾る数に厳密な決まりはありません。一つしかない場合や、置く場所が狭い場合は、一つだけでも差し支えないとされています。その際は仏壇や盆棚の脇に一つ添える形がおさまりよく見えます。大切なのは数の多さよりも、心を込めてお迎えする気持ち——という点は、どの専門店でも共通してお伝えする考え方です。 正式には一対(左右二つ)で飾る 提灯が増えたら、対を崩さず左右対称に 一つしかない・狭いときは一つでもよいとされる 数や慣習は地域・家庭によって異なる 置き型(行灯)の正しい置き方|三本足の向き・高さ・電源 床や台に据える置き型の行灯(大内行灯・回転行灯・霊前灯など)には、三本足の台がついているものが多くあります。ここが最も間違えやすいポイントなので、順を追って確認しましょう。 三本足の向き|尖りを先祖側に向けない 三本足の台は、上から見ると三角形に見えます。組み立てるときは、一本の足を手前(参る人側)に向け、残り二本を奥(仏壇・盆棚側)にして据えるのが基本とされています。 言いかえると、台が三角に尖って見える「頂点」を、仏壇やご先祖さま側に向けないということです。尖った頂点を手前に、安定した二本足の辺を奥(仏壇側)に向ける——こう覚えておくと迷いません。提灯の火袋(絵柄の面)は、参る人から見える正面に向けて取り付けます。 高さと置き場所の目安...

盆提灯はいつからいつまで飾る?7月盆・8月盆・地域別の早見表と準備スケジュール

盆提灯はいつからいつまで飾る?7月盆・8月盆・地域別の早見表と準備スケジュール

最終更新日: 2026.6.23 公開日: 2026.6.23 「盆提灯って、結局いつ出していつしまえばいいの?」——お盆が近づくたびに、毎年なんとなく迷ってしまう。そんな声を、私たち仏事の専門店は店頭でとてもよく耳にします。 盆提灯を飾る時期は、7月にお盆を迎える地域か8月に迎える地域かで丸ごと1ヶ月ずれます。さらに新盆(初盆)かどうか、点灯はいつから始めるか、片付けと保管はどうするか——確認しておきたい点は意外と多いものです。 この記事では、まず結論を1〜2文で即答したうえで、地域別の早見表・準備の逆算スケジュール・よくある誤解まで、ご自宅のお盆にそのまま当てはめて使えるように整理しました。読み終えるころには「今年は何月何日に何をすればいいか」がはっきり見えているはずです。 まず結論:盆提灯を飾る期間の基本 結論からお伝えします。盆提灯は、お盆を迎える月(7月盆なら7月/8月盆なら8月)の1日〜10日頃までに飾り始め、送り盆(16日・地域により17日)が過ぎたら、その月末頃までに片付ける——これが全国で最も一般的な目安です。 灯りをともす(点灯する)のは、霊をお迎えする迎え盆13日の夕方から、お見送りする送り盆16日の夕方まで。提灯そのものはお盆当日に出すのではなく、前もって飾っておく点がポイントです。 飾り始め:お盆の月の1日〜10日頃(遅くとも13日までに) 点灯:迎え盆13日の夕方 〜 送り盆16日の夕方 片付け:送り盆を過ぎてから、その月の末頃までに 「7月か8月か」「新盆かどうか」で具体的な日付が変わります。以下で、ご自宅のケースに合わせて1つずつ確認していきましょう。盆提灯そのものの種類や置き方が気になる方は、盆提灯の飾り方と置く場所の記事もあわせてご覧ください。 なぜその期間に飾るのか(迎え火・送り火の意味) そもそも盆提灯は、お盆に帰ってこられるご先祖さまや故人の霊が道に迷わないよう、家のありかを照らす目印の灯りとして灯すお飾りです。だからこそ、お盆が始まるよりも前に飾っておくことに意味があります。 お盆の入り口にあたる13日の夕方には、家の門口や玄関先で迎え火を焚き、その煙と灯りを頼りに霊をお迎えします。盆提灯に灯をともすのは、この迎え火と同じ「お迎えの灯り」としての役割です。 そして送り盆の16日の夕方には送り火を焚き、霊を再びあの世へお見送りします。盆提灯の点灯を送り火に合わせて終えるのは、このお見送りまでが灯りの務め、という考え方によるものです。 つまり「飾り始めは早めに・点灯は迎え火から送り火まで」という段取りは、すべてお迎えとお見送りの灯りという盆提灯の役割から自然に導かれているわけです。意味を知っておくと、日付に迷ったときの判断もしやすくなります。 7月盆と8月盆の違い(地域別・都道府県の例) 盆提灯の時期が人によって食い違う最大の理由が、この7月盆と8月盆の違いです。どちらになるかは、おもにお住まいの地域で決まります。 7月盆(新暦盆)の地域 新暦の暦どおり、7月13日〜16日にお盆を行う地域です。代表例として、東京(都心部)や横浜・神奈川の一部、静岡市の旧市街など、おもに関東の一部都市部が挙げられます。明治の改暦のあと、暦どおりに7月へ移した地域がこれにあたります。この地域では7月1日頃から飾り始めるとよいでしょう。 8月盆(月遅れ盆)の地域 1ヶ月遅らせて8月13日〜16日にお盆を行う地域で、関西をはじめ全国の大多数がこちらです。農繁期を避けられること、お盆休みと重なり親族が集まりやすいことなどから、現在では最も広く行われています。8月1日頃から準備を始めるのが一般的です。 そのほかの時期(旧暦盆・地域独自の風習) 沖縄や奄美など一部地域では、毎年日付の変わる旧暦の7月13日〜15日にお盆(旧盆)を行います。また新潟県の一部などでは、7月7日の七夕の頃から提灯を飾り始める風習が残る地域もあるなど、土地ごとの慣習はさまざまです。 ご自身の地域がどちらか分からないときは、ご親族や近所のご年配の方に確認するのが一番確実です。次の早見表も目安にしてください。...

盆提灯はいつからいつまで飾る?7月盆・8月盆・地域別の早見表と準備スケジュール

最終更新日: 2026.6.23 公開日: 2026.6.23 「盆提灯って、結局いつ出していつしまえばいいの?」——お盆が近づくたびに、毎年なんとなく迷ってしまう。そんな声を、私たち仏事の専門店は店頭でとてもよく耳にします。 盆提灯を飾る時期は、7月にお盆を迎える地域か8月に迎える地域かで丸ごと1ヶ月ずれます。さらに新盆(初盆)かどうか、点灯はいつから始めるか、片付けと保管はどうするか——確認しておきたい点は意外と多いものです。 この記事では、まず結論を1〜2文で即答したうえで、地域別の早見表・準備の逆算スケジュール・よくある誤解まで、ご自宅のお盆にそのまま当てはめて使えるように整理しました。読み終えるころには「今年は何月何日に何をすればいいか」がはっきり見えているはずです。 まず結論:盆提灯を飾る期間の基本 結論からお伝えします。盆提灯は、お盆を迎える月(7月盆なら7月/8月盆なら8月)の1日〜10日頃までに飾り始め、送り盆(16日・地域により17日)が過ぎたら、その月末頃までに片付ける——これが全国で最も一般的な目安です。 灯りをともす(点灯する)のは、霊をお迎えする迎え盆13日の夕方から、お見送りする送り盆16日の夕方まで。提灯そのものはお盆当日に出すのではなく、前もって飾っておく点がポイントです。 飾り始め:お盆の月の1日〜10日頃(遅くとも13日までに) 点灯:迎え盆13日の夕方 〜 送り盆16日の夕方 片付け:送り盆を過ぎてから、その月の末頃までに 「7月か8月か」「新盆かどうか」で具体的な日付が変わります。以下で、ご自宅のケースに合わせて1つずつ確認していきましょう。盆提灯そのものの種類や置き方が気になる方は、盆提灯の飾り方と置く場所の記事もあわせてご覧ください。 なぜその期間に飾るのか(迎え火・送り火の意味) そもそも盆提灯は、お盆に帰ってこられるご先祖さまや故人の霊が道に迷わないよう、家のありかを照らす目印の灯りとして灯すお飾りです。だからこそ、お盆が始まるよりも前に飾っておくことに意味があります。 お盆の入り口にあたる13日の夕方には、家の門口や玄関先で迎え火を焚き、その煙と灯りを頼りに霊をお迎えします。盆提灯に灯をともすのは、この迎え火と同じ「お迎えの灯り」としての役割です。 そして送り盆の16日の夕方には送り火を焚き、霊を再びあの世へお見送りします。盆提灯の点灯を送り火に合わせて終えるのは、このお見送りまでが灯りの務め、という考え方によるものです。 つまり「飾り始めは早めに・点灯は迎え火から送り火まで」という段取りは、すべてお迎えとお見送りの灯りという盆提灯の役割から自然に導かれているわけです。意味を知っておくと、日付に迷ったときの判断もしやすくなります。 7月盆と8月盆の違い(地域別・都道府県の例) 盆提灯の時期が人によって食い違う最大の理由が、この7月盆と8月盆の違いです。どちらになるかは、おもにお住まいの地域で決まります。 7月盆(新暦盆)の地域 新暦の暦どおり、7月13日〜16日にお盆を行う地域です。代表例として、東京(都心部)や横浜・神奈川の一部、静岡市の旧市街など、おもに関東の一部都市部が挙げられます。明治の改暦のあと、暦どおりに7月へ移した地域がこれにあたります。この地域では7月1日頃から飾り始めるとよいでしょう。 8月盆(月遅れ盆)の地域 1ヶ月遅らせて8月13日〜16日にお盆を行う地域で、関西をはじめ全国の大多数がこちらです。農繁期を避けられること、お盆休みと重なり親族が集まりやすいことなどから、現在では最も広く行われています。8月1日頃から準備を始めるのが一般的です。 そのほかの時期(旧暦盆・地域独自の風習) 沖縄や奄美など一部地域では、毎年日付の変わる旧暦の7月13日〜15日にお盆(旧盆)を行います。また新潟県の一部などでは、7月7日の七夕の頃から提灯を飾り始める風習が残る地域もあるなど、土地ごとの慣習はさまざまです。 ご自身の地域がどちらか分からないときは、ご親族や近所のご年配の方に確認するのが一番確実です。次の早見表も目安にしてください。...

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